過払い請求について
『貸金業者に払い過ぎたお金(利息)』を取り戻す手続きのことを過払い請求といいます。
過去、多くの貸金業者は「利息制限法」と「出資法」の上限金利の間にあるグレーゾーン金利で貸し付けをしていました。その業者に対し、
過去に遡って利息を引き直し計算し、
払い過ぎた利息分『過払い金』を元金の残高から引く事で、
元金以上に返し過ぎていた場合、過払い金の請求ができるのです。
過払い金が発生している可能性が高いケース
- 利率が20%を超えていた。
- 長期期間(目安として5年以上)消費者金融との取引があった。
- 完済した後、その業者から借り入れをしていない
過払い請求の時効について
過払い請求の消滅時効は10年です。
過払い金が発生した時点から10年以内になります。
ただし、借入れと返済が継続している限りはその間隔が10年以上でなければ、過払い金の請求が可能です。
なお、過払い金につく金利についての時効は5年です。
過払い請求のメリットとデメリット
メリット
- 払い過ぎた利息を返してもらえる。
- 完済して10 年以内なら、請求ができる。
- 完済していればブラックリストに登録されない。
- 取り戻した過払い金で借金を減額、完済することも可能。